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普通という普通ではない事 ①

 普通…………
 私は、この言葉が あまり好きではありません。
 皆が言う普通とは、ほとんどの人・大多数の意見・皆がそうする・皆がそう思う・皆がそう行動する……というのと、
 自身の習慣からそうする……という、2つからなっていると思います。
 私の普通と、大多数の方々の普通は、随分と違うという事を、最近改めて認識しました。
 その事があって、この記事を書こうと決めました。
 以前やっていたサイトのブログで触れた事を、今一度調べ直し、自分の記憶を調べ直し、普通という概念のひっくり返しをしようと思います。
自身が思っている普通は、相手の普通では無いという事を知って頂ければ、幸いです。

 では、始めます。

~色覚異常~
  特定の色に対する識別が低下している状態の事を言います。
*色覚・色の見え方~どうやって眼から脳に伝わるかを、先に説明します。

 可視光線の波長の差を、網膜にある錐体(すいたい)細胞が色の違いとして捉えます。
普通という普通ではない事 ①_d0395125_21335834.jpg

 網膜に当たった光は、視細胞が感知します。
 視細胞には、明るさを感知する桿体(かんたい)細胞と、
 色を感知する錐体細胞があります。
 さらに、錐体細胞に色を感じる3つの細胞
 赤錐体・緑錐体・青錐体があります。
 網膜の視細胞が、明るさや色を感じ、その情報を眼球の奥の 視神経乳頭からでる視神経によって大脳の後頭部にある 視覚野へ送られ、画像として認識するのです。

*色覚異常の原因として、赤錐体・緑錐体・青錐体のどれかが描けていたり、十分に機能していない事が考えられるという事です。
 色覚異常は、先天性と後天性に分けられます。
 先天性は、両眼性。
 症状が変化する事が無く、今のところ、有効な治療法は無いとの事。
 後天性は、原因により症状が起こってしまう。
 (外的要因・心理的要因、等)
 両眼性または、片眼性。
 通常の色覚の記憶がある為、自覚しやすい。

 ここまでが、色の見え方、色覚異常とはどういうものかという 医学的な説明です。
 
~○~○~○~
 専門学校時代の憧れの先輩に、学校から離れて随分してから再会しました。
 その時に始めて先輩が、色覚に問題を抱えている事を知りました。
「花を見て、綺麗と思った事は一度も無い……」
そう先輩は言っていました。

 ②へ続く……













by dibujo-de-gato | 2021-05-20 21:55 | 特殊な世界観 | Comments(0)

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